【Teams】セキュリティの面から見た[リンクをコピー]の注意点・リンクの種類について

本ページでは、Microsoft Teamsにて、利用できる機能である[リンクをコピー]のセキュリティ的な注意点について紹介します。

目次

  • [リンクをコピー]機能のデフォルトのリンクの種類
  • チームメンバーに[リンクをコピー]機能を使う時のリンクの種類

[リンクをコピー]機能のデフォルトのリンクの種類

リンクをコピー機能とは、ファイルタブにてファイルを共有するときに利用する機能のことです。

この機能は便利である反面、使用した時に[リンクを知っている あなたの組織 のユーザーが編集できます]というリンクの種類になっていることがあります。

このリンクの種類は非常にセキュリティリスクが高いのです。
このリンクを知っていると、チームメンバーではなくても、ファイルが編集出来てしまいます。

同じテナント内のユーザーという制限はあるものの、営業部の人が人事部のファイルを編集出来てしまう、という事態を及ぼすことがあります。
なので、同じチームメンバーにリンクを送信する場合は、このリンクの種類を選択するのはやめましょう。

チームメンバーに[リンクをコピー]機能を使う時のリンクの種類

チームメンバーにリンクを送信するときは、リンクの種類を[既存アクセス権を持つユーザー]に切り替えて[適用]をクリックします。
切り替えは[リンクを知っている あなたの組織 のユーザーが編集できます]の部分をクリックすると、プルダウンから選ぶことが出来ます。

このリンクの種類のリンクを送信すれば、もともと権限を持っているユーザー=チームメンバーしか編集が出来ません。
よって、チームメンバーが誤ってリンクをどこかに流出しても、チームメンバー以外は編集することは出来ません。

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