本ページでは、SharePoint Onlineにて、リスト・ライブラリのバージョン承認フローを設定する方法について紹介します。
目次
- リスト・ライブラリのバージョン承認フローを設定する方法
- リスト・ライブラリのバージョン承認フローを設定した際の基本的な挙動
リスト・ライブラリのバージョン承認フローを設定する方法
バージョン承認フローを設定したいリストまたはライブラリへ移動し、歯車アイコンにて[ライブラリの設定]をクリックします。
※例ではドキュメントライブラリを記載していますが、リストでもほぼ同様の手順です。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval01-945x1024.jpg)
設定画面で[バージョン設定]をクリックします。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval02-945x1024.jpg)
[コンテンツ承認]にて、[送信されたアイテムに対してコンテンツ承認を必須にする]を[はい]に選択し、下部の[OK]をクリックします。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval03-945x1024.jpg)
これでバージョン承認フローが設定されました。
リスト・ライブラリのバージョン承認フローを設定した際の基本的な挙動
バージョン承認フローを設定した時の基本的な挙動を見ていきます。
以下では、編集権限を持つ秀吉がWordを作成した場合の一連の流れです。
ファイルを作成すると、[承認の状態]列が[承認待ち]となって表示されています。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval04-948x1024.jpg)
この状態で、今度は閲覧権限を持つ家康でファイルを見てみようとします。
すると、承認待ちの状態であるため、家康の画面から作成したファイルは見えません。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval05-945x1024.jpg)
なお、家康が見えないのはバージョン承認フローの既定の設定がこうなっているためです。
設定によっては、閲覧権限でも承認待ちファイルが見えるようになります。
今度は、所有者権限を持つ信長でファイルを見てみます。
信長はファイルを承認する立場であるため、承認待ちのファイルが閲覧できます。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval06-945x1024.jpg)
ここで、所有者権限を持つ信長がファイルを承認してみましょう。
すると、閲覧権限を持つ家康も、承認済みとしてファイルが閲覧できるようになりました。
![](https://begin-prog.site/wp-content/uploads/2021/02/sharepoint-how-to-configure-approval07-945x1024.jpg)
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