本ページでは、Microsoft Teamsの承認の使い方について紹介します。
目次
- 承認とは
- 承認の使い方
承認とは
承認とは、Teamsで利用できるアプリであり、業務上必要な”お願い”の状況を記録しておくことが出来ます。
承認として作成したレコードは一覧表示され、承認されたのか却下されたのか一目でわかります。
以下は承認者の立場となったユーザーから見たレコード一覧です。
承認アプリとして単体利用しても十分使えますが、Power Automateでフロー内に組み込んでフローを条件分岐することにも利用できます。
※後日記事を書きたいと思います。
今までメールなどで承認状況を管理していたのが、承認という観点で抜き出せるので、見逃しや承認忘れがなくなりやすく、後から見直しもしやすくなります。
承認レコードは削除できないので、虚偽行為も出来ません。
承認の使い方
やっていることは「お願いを承認したか拒否したか」ということだけなので、難しく考えて使う必要はありません。
うまい使い方としては、承認レコードを作成する際に、実際に承認する人と承認状態を監視する人に承認を要求することです。
例でみてみます。
ここでは信長が秀吉に承認を依頼しますが、承認状況の後見人として家康も入れておきます。
[承認者]に秀吉と家康を入れ、[すべての承認担当者からの回答が必要]をオフにします。
こうすることで承認のお願いが秀吉と家康に行き、秀吉が承認忘れしていないか、承認状況がどうなっているのか、家康の画面から見ることが出来ます。
[すべての承認担当者からの回答が必要]をオフにしているので、秀吉が承認すれば完了します。※家康もしかりです。
なので、この後見人役は承認を行う人と同じくらいか、それ以上の権限を持つ人を設定するといいでしょう。
[承認者]にあまり人を入れすぎるとそれはそれで迷惑なので、必要最低限の人に見られるようにしましょう。
Sponsored Links