本ページでは、Microsoft Teamsのファイルの格納場所について紹介します。
目次
- ファイルの格納場所
- プライベートチャット/グループチャットでのファイル共有
- チームでのファイル共有
ファイルの格納場所
Teamsではチーム上はもちろん、1対1のプライベートチャットでもファイルのやり取りができます。
これらファイルは無限にやり取りできるわけではなく、きちんと決められた容量を持つ、決められた場所を利用してやり取りされます。
しかも、決められた場所というのは、ファイルをやり取りするシチュエーションで変わります。
本記事で詳しく見ていきましょう。
プライベートチャット/グループチャットでのファイル共有
まずは、1対1のチャットであるプライベートチャットと複数人とのチャットであるグループチャットでのファイルのやり取りについてです。
プライベートチャット/グループチャットでは、各々のOneDriveというサービスを利用してファイルがやり取りされます。
例えば、以下のシチュエーションでは、家康から信長に画像が送られています。
この場合、家康のOneDriveに「Microsoft Teams チャット ファイル」というフォルダが作成され、そこに画像が格納されます。
信長がこの画像を見るとき、実はTeamsのファイルを見ているのではなく、「家康のOneDriveにある画像ファイル」を見ているのです。
OneDriveには、1TBという制限があります。
プライベートチャット/グループチャットでサイズの大きいファイルを頻繁にやり取りすると、いずれOneDriveが利用できなくなり、プライベートチャット/グループチャットでのファイル共有も出来なくなります。
たまにOneDriveを覗いてみて、定期的に不要なファイルを削除するとよいでしょう。
その場合、当然のことながら共有された相手もファイルを閲覧できなくなります。
チームでのファイル共有
次に、チームでのファイルのやり取りについてです。
チームでは、チームごとに作られたSharePointというサービスを利用してファイルがやり取りされます。
プライベートチャットと違い、誰がアップロードしたかに関わらず、すべてSharePointにアップロードされます。
ファイルタブにて、[SharePoint で開く]をクリックすると、チームに紐づいたSharePointへ行くことが出来ます。
SharePointでは、チャネル名と同じ名前のフォルダが、「ドキュメント」という名前のドキュメントライブラリという機能に格納されています。
SharePointにも容量の制限はありますが、サイトによって容量を変えることが出来ます。
SharePointの容量はシステム管理者が管理する領域です。
SharePointというサービスは、サービス全体で使える容量を分け合って使っています。
そのため、大容量のファイルをたくさん置いていると、システム管理者からファイルを削除せよ、と言われる可能性があります。
システム管理者はどのチームがどれだけの容量を使っているかがわかります。
サイト容量の調べ方については、以下の記事をご参照ください。
Sponsored Links