【SharePoint】チームサイトとコミュニケーションサイトの違いとは

本ページでは、SharePoint Onlineにおけるチームサイトとコミュニケーションサイトの違いについて紹介します。

目次

  • チームサイトとコミュニケーションサイトの違い
  • コミュニケーションサイト:トピック
  • コミュニケーションサイト:ショーケース
  • コミュニケーションサイト:空白
  • ヒーローWebパーツについて
  • ニュースWebパーツについて
  • イメージギャラリーパーツについて
  • イベントとドキュメントWebパーツについて

チームサイトとコミュニケーションサイトの違い

チームサイトとコミュニケーションサイトのサイトは、見栄えが異なります。
逆に言えば、見栄えが異なるだけで、機能差はほとんどありません。

チームサイトでは使えるWebパーツがあったり、チームサイトのほうが使えるサイト容量が大きいなんてこともありません。
つまり、どっちの見栄えが好きかで選べばいいのです。

コミュニケーションサイトを選べば、最初からそれなりの見栄えのサイトが出来上がるので、導入が非常にラクです。
情報共有したいのに、サイトの見栄えで苦労して情報共有が遅れてしまった、なんてことを防ぐことが出来ます。

コミュニケーションサイトは、作成時に「トピック」、「ショーケース」、「空白」を選ぶことが出来ます。
上で述べた通り、最初の見栄えが違うだけなので、気楽に選んでいただいて構いません。

コミュニケーションサイト:トピック

初期状態の見た目は以下の通りです。

コミュニケーションサイトのトピックでは、ページに以下の4つのWebパーツが搭載されています。

  • ヒーロー
  • ニュース
  • イベント
  • ドキュメント

コミュニケーションサイト:ショーケース

初期状態の見た目は以下の通りです。
画像という視覚に訴えかける情報をメインに置いた、シンプルなサイトとなっております。

コミュニケーションサイトのショーケースでは、ページに以下の2つのWebパーツが搭載されています。

  • ヒーロー
  • イメージギャラリー

コミュニケーションサイト:空白

初期状態の見た目は以下の通りです。
何もありません。

ヒーローWebパーツについて

ヒーローWebパーツとは、コミュニケーションサイトのトピックとショーケースどちらにもあった、最初のWebパーツのことを指します。
ヒーローWebパーツは画像とリンクと補助テキストが一体となって、ユーザーに画像と文章の情報を与えることが出来ます。

デフォルトでは5つのタイル(画像)が横並びになって表示されていますが、これを3つに減らしたりすることも可能です。
また、表示方法はタイルとレイヤーの2種類があり、トピックのほうはタイル、ショーケースのほうはレイヤーが採用されています。

例えば、社内イベントの模様を公開するときに、紹介文やイベントの写真などを一緒に載せて、ユーザーに見せたいときなどに使えます。

ニュースWebパーツについて

ニュースWebパーツとは、コミュニケーションサイトのトピックの二番目にあったWebパーツのことを指します。
ニュースWebパーツはサイト内に新しくページを作成し、そこでユーザーに周知したい情報を新聞のように載せることが出来ます。

ニュースを投稿する方法は2種類あります。
自分でニュースページを作成する方法と、全く関係ない外部サイトから引っ張ってくる方法です。

自分でページを作る場合は、通常のWordと同じように文章や構成を考える必要があります。
画像だけではなく、簡単に動画を埋め込んだり出来ます。

外部から引っ張ってくる場合は、URLを入力します。
例えば以下は、MSNのURLをそのままコピペした場合の結果です。

リンクURLをコピペしただけで画像やタイトル、説明が自動入力され、非常に便利です。
ちなみに先ほどの記事をそのまま投稿した場合の結果は、以下の通りです。

このリンクを踏むと、リンク元のMSNの記事に飛びます。

イメージギャラリーパーツについて

イメージギャラリーパーツとは、コミュニケーションサイトのショーケースの二番目にあったWebパーツのことを指します。
イメージギャラリーパーツは名前の通り、画像を並べるだけのWebパーツです。

自由に画像をアップロードしてギャラリーに追加することが出来、クリックすると拡大表示されます。

イベントとドキュメントWebパーツについて

イベントとドキュメントWebパーツとは、コミュニケーションサイトのトピックの三番目と四番目にあったWebパーツのことを指します。
これらはそれぞれ、サイト内にあるイベントという名前のリストと、ドキュメントという名前のドキュメントライブラリからアイテムを引っ張って表示しているだけです。

よって、イベントリストにアイテムを追加すればWebパーツにも表示され、ドキュメントもファイルをアップロードすれば表示されるようになります。

Sponsored Links