【Power Automate】フローを「空白から開始」で作成する方法

本ページでは、Microsoft Power Automateのフロー作成方法の一つである「空白から開始」について紹介します。

目次

  • フロー作成:「空白から開始」
  • 自動フロー
  • インスタントフロー
  • 予定フローを作成

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フロー作成:「空白から開始」

Power Automateでフローを作成する方法には様々なものがありますが、今回は「空白から開始」について紹介します。
「空白から開始」には、「自動フロー」、「インスタントフロー」、「予定フローを作成」の3つがあります。

「UIフロー」と「ビジネスプロセスフロー」も「空白から開始」に含まれますが、高価なPower Automateライセンスを持っていないと使用できないフローであるため、今回は省略します。

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自動フロー

自動フローとは、Power Automate以外の外部サービスにて発生したイベントをトリガーに起動するフローを作成するときに利用します。
例えば、「Outlookにメールを受信した」、「Teamsのどこかのチャネルに投稿があった」などです。

ここでは、「Microsoft Formsに回答が送信された時」をトリガーとするフローを作成したいと思います。
このフローでは、先ほど申し上げた外部サービスが「Microsoft Forms」であり、発生したイベントが「回答が送信された時」になります。

例では、トリガー一つにアクション一つという簡単な構成になっています。
このフローは「社内食堂アンケート」というフォームに回答があった時、Teamsの「織田チーム」の「業務連絡」チャネルに「回答がありました!」というメッセージを投稿します。

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インスタントフロー

インスタントフローとは、手動でトリガーしたいフローを作成するときに利用します。
一番わかりやすい例が、「手動でフローをトリガーします」で作成したフローです。

このフローをフロー一覧で見てみると、実行ボタンがついており、これをクリックして実行を押すとフローが実行されます。

日次報告などで、上司に「日報書きました!」と伝える定型文のようなメールなどは、この方法でフロー化してしまった方がいいでしょう。

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予定フローを作成

予定フローとは、「毎日8時」や「毎週月曜」など、周期的にフローをトリガーしたいときに利用します。

上から「〇ヶ月に1回」、「〇週に1回」、「〇日に1回」、「〇時間に1回」、「〇分に1回」、「〇秒に1回」という周期になります。
Power Automateには、フローを実行できる回数に制限がありますので、分や秒でトリガーするのは避けましょう。

また、予定フロートリガーの設定にある[タイムゾーン]は忘れずに[(UTC+9:00) 大阪、札幌、東京]にしましょう。

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